Other Acoustic Guitars




National Style-0 - 1937 - Metal



1937年製
Serial Number : B1844
Color : Metal




このギターはノップラー御大のアコースティック・ギターの代表格ですね。
いわゆるDobro(ドブロ)という愛称というかほぼ正式名称で親しまれているギターですが、正式にはStyle-0といいます。

このドブロはダイアー・ストレイツの1stアルバムの頃からすっと使われてきまして、現在のツアーでも使われている現役選手です。
恐らく彼のギター・コレクションの中で最も使用頻度が高く、かつ有名なギターなのではないでしょうか?
ダイアー・ストレイツの1985年の5thアルバム[ Brothers In Arms ]でジャケットに描かれたぐらい、ノップラーのトレードマークになっています。

また2006年のエミルー女史とのライヴ・アルバム[ Real Live Roadrunning ]のジャケットでも、2人のトレードマークともいえるギターが2本飾られていて、本人達ではなくギター達に2人の存在を語らせるというなかなかの手法でした。(ちなみにエミルー女史のトレードマークは70年代から使い続けているGibson J-200 Customです。サンバースト・カラーも所有。)
同じ様な手法のアルバム・ジャケットで思いつくのはチェット・アトキンスとレス・ポールの2大巨匠によるコラボ・アルバムで1976年発売の[Chester & Lester ]やB.B. KingとEric Claptonのコラボで1999年発売の[ Riding With The King ]で、それぞれ巨匠達のトレードマークのギターが中ジャケットや裏ジャケに飾られていました。

ちなみにこのギターでのレコーディングされた曲ははかなりありますが、まずダイアー・ストレイツの1stの[ Water Of Love ]のスライドや2ndアルバムCommuniqueの[ Portobello Belle ]、そしてなんといっても3rdアルバムMaking Movies収録の[ Romeo And Juliet ]、4thアルバムLove Over Gold収録の名曲[ Telegraph Road ]、5thアルバムBrothers In Arms収録の[ The Man's Too Strong ]、6thアルバムOn Every Street収録の[ When It Comes To You ]等があります。

ソロになってからも1996年のソロ第1弾アルバムGolden Heartに収録された[ No Can Do ]と[ Done With Bonaparte ]のレコーディングで使用されています。

そしてLIVEでも[ Romeo And Juliet ]や[ Telegraph Road ]、[ A Night In Summer Long Ago ]、[ Done With Bonaparte ]といった曲では今でも必ずこのギターを使っています。

オフィシャルVIDEOの[ Alchemy ]や[ On The Night ]でも[ Romeo And Juliet ]で使われているのが映像で確認出来ます。

恐らくこのギターは御大が演奏活動を辞めるまでずっと使われ続けるのでしょう。




Ovation 1587 Super Adamas - 1979 - Blue



1979年製
Serial Number : unknown
Color : Blue




このギターは1980年代のライヴではたまに見かけたギターです。
いわゆるエレアコ(Electric Aoustic)ギターの代表格で、木材ではなくカーボン樹脂でボディを製作しているところがこのギターの特徴であり、またそのサウンド・ホールもOvation独特のものでエポーレットと呼ばれる鳥の巣の様な小さな穴が幾つも空いている非常に個性的なデザインのギターです。
実際このサウンドホールの形状は、一般的にハウりやすい(ハウリングが起きやすい)といわれるエレアコの宿命的な欠点をかなりカバーしており、その独特なサウンドにもかなり影響していると思われます。

そんなOvationギターの黎明期の中でもかなり早い1979年にノップラーはこのギターを入手しました。
恐らく実用性の高さと独特のサウンドが気に入ったのでしょう。

レコーディングで使用されたという話は聞いたことがありませんが、ライヴでは1980年代に度々使用されていました。

ちなみにライヴで使われていたのが確認出来るのは、1985~1986年のBrothers In Arms Tourでの[ The Man's Too Strong ]です。

このギターも近年ではお目にかかれなくなってしまいました。




Jose Ramirez Spanish Classical - 1990 - NAT



1979年製
Serial Number : unknown
Color : Blue




このギターはクラシック・ギター(いわゆるガット弦を貼ったギター)の有名なブランドJose Ramirez(ホセ・ラミレス)製のエレガットです。
御大は今までエレガットといえばソリッド・ボディのGibson Chet Atkins CEしか使っていなかったのですが、やはりアコースティックな質感をライヴでも再現したかったと思われます。

御大が使用しているRamirezの仕様はシングル・カッタウェイのフラメンコ・ギターにFishmanのピエゾ・ピックアップを搭載したもので、もしかしたら素の状態からピックアップを増設したのかもしれません。

ちなみにライヴではエレガットは元々[ Private Invistigations ]でしか使っていませんでしたが、それまでのGibson Chet Atkins CEに代わってこのJose Ramirez Spanish Classicalが1991~1992年のOn Every Street Tourでの同曲で使用されました。

最近ではライヴでは、使う用途がないせいか使用していません。







他にも色々ある様で、例のドブロも何本もあるというウワサもありますが、判明次第掲載したいと思います。
また画像が足りないのでところどころ空いてますが入手次第随時掲載していきます。